【サービス終了】なぜビスタプリントのフォトブックが？代わりのサービスは？

ビスタプリントは、かつて世界中で利用されていたオンライン印刷サービスの1つでした。

しかし、2022年に突如としてサービス終了を発表し、多くのユーザーから驚きと失望の声が上がりました。

なぜ、このように人気のあったサービスが終了したのでしょうか。

ビスタプリントはオランダ発のグローバル印刷サービスで、アジアや日本にも展開されていました。

そのビスタプリントですが、日本から撤退しました。

なぜ？という疑問をいだく人も多いようですが、おそらく、理由は単純で、日本ではもうからなかったのでしょう。

今回はビスタプリントが終了した理由や、ビスタプリントの代わりになるサービスはあるのか？についてご紹介しています。

ビスタプリントのサービスが終了したのはなぜ？

ビスタプリントが日本でのサービスを終了することになりました。

お客様各位

日頃よりビスタプリントをご愛顧いただきまして、誠にありがとうございます。

諸般の事情により、誠に勝手ながら2022年8月31日をもちまして、ビスタプリントの日本でのサービスを終了させていただくことになりました。

お客様にはご不便・ご迷惑をおかけいたしまして、大変申し訳ございません。

今日まで大変多くのお客様にビスタプリントをご利用いただき、本当にありがとうございました。

ウェブサイトを閉鎖する2022年8月31日までは、ビスタプリントの製品をご注文いただくことができます。それまでの間、ビスタプリントでのお買い物をぜひお楽しみください。

従業員一同、心より御礼を申し上げるとともに、皆様の益々のご活躍をお祈りいたします。

ビスタプリント

https://vistaprintjp.zendesk.com/hc/ja/articles/8384813034905
※リンク切れしています。

それに合わせてビスタプリント・サービス終了についての情報が掲載されています。

ビスタプリントがサービスを終了した理由は、公式発表によれば「弊社グループの戦略見直しに伴い、日本市場からの撤退を決定した」とされています。

具体的な理由については明らかにされていませんが、ビスタプリントはグローバル規模で事業を展開しており、日本市場での競争力や収益性に課題があった可能性があります。

また、近年はスマートフォンの普及により、写真プリント需要が減少傾向にある中で、ビスタプリントが日本市場での収益性を確保することが難しくなったことも理由の一つと考えられます。

ビスタプリントは、グローバル規模で事業を展開する印刷会社で、日本市場での写真プリントやグッズ印刷サービスを提供していましたが、競争激化や収益性の低下などにより、日本市場での撤退を決定したとされています。

なお、ビスタプリントは、今後も海外市場での事業展開は続けていく予定です。

ビスタプリント・サービス終了に関しての疑問

ビスタプリント・サービス終了に関しての疑問をまとめておきます。

アップした画像や印刷データはどうなるの？

「マイページ」に保存している画像は、2022年8月31日のウェブサイトの閉鎖と同時に安全に削除されるということなので、もし、オンライン編集にアップした画像を確認したい場合は、2022年8月31日までにチェックしなければなりません。

なお、以前アップした画像はダウンロードすることはできませんが、これは以前からの仕様です。

ちなみに、ビスタプリントのデザインテンプレートやウェブサイトで編集したデザイン・印刷データもダウンロードできません。そのため、他社で同じものを印刷することはできないので注意が必要です。

クーポンはどうなるの？

クーポン（クーポンコードを付与したもの）の利用に関しても、2022年8月31日をもって終了となるので、2022年8月31日までに利用しなければなりません。

個人情報の取り扱いはどうなるの？

サービス終了となると登録している個人情報がどうなるのか不安になりますが、「全てのお客様のアカウントは2023年1月31日付で退会扱いとなり、法律上必要とされる取引履歴などを除く全ての個人情報は2月1日に安全に削除されます。」とされています。

ほかにもよくある質問が以下のページに掲載されていたのですが、現在はリンク切れしていますね。

Just a moment...

vistaprintjp.zendesk.com

日本では今後のフォトブック作成についてはビスタプリント以外を使うことになります。

ビスタプリントの代わりになるサービスはあるのか？

ビスタプリントの代わりになるサービスはあるのか？

と言われるとなかなか難しいところではありますが、フォトブックなどのサービスは様々な会社から提供されていますので、ご紹介します。

フォトブック

ビスタプリントの代わりになるフォトブックサービスとして、「カメラのキタムラ」や「MYBOOK」があります。

どちらも、完全なビスタプリントの代わりとは言えないところはありますが、使いやすいオンラインエディターを備え、高品質の印刷物を提供しています。

また、アルバムやキャンバス印刷など、ビスタプリントと同様のアイテムを幅広く取り揃えている点が特徴です。

名刺印刷

ビスタプリントの代わりになる名刺印刷サービスとして、「いろぷり」や「ラクスル」があります。

両社とも、高品質な印刷物と使いやすいエディターを備え、多彩なデザインから選べる点が魅力です。

「ラクスル」についてはテレビCMでもおなじみで人気があります。

カレンダー印刷

ビスタプリントの代わりになるカレンダー印刷サービスとして、「MyBook(マイブック)」や「TOLOT」があります。

どちらも、使いやすいオンラインエディターを備え、高品質な印刷物を提供しています。

また、豊富なデザインやカスタマイズオプションから、自分好みのカレンダーを作成できる点が特徴です。

ビスタプリントのフォトブックの仕組みは？

フォトブックといえば写真集のようなものですが、レイアウトや編集の仕方や画像の見やすさなどが気になるところです。

ビスタプリントは他社と比べると高品質で価格が安く、写真はパソコンからは無制限でできスマホでも1ページにつき9枚と多くなります。

レイアウトや編集は自由にでき写真の加工も多彩になり、好みに合わせて調整可能で見やすくすると印象的です。

また、合紙綴じで厚紙を使用したアルバムタイプで、180度フラットに開けることができて見やすくなります。

ウェブ編集はスマホでもできアプリに対応し、好みに合わせてうまく調整できて便利です。

ビスタプリントのフォトブックのテンプレートは何があるの？

ビスタプリントのアプリは背景を変更でき、好みに合わせて決めると印象に残るシーンを作れるようになります。

パソコンの場合はダウンロード編集ソフト・オンライン編集ソフトがあり、背景の素材がいくつか用意されているもののあらかじめデザインされていないため注意が必要です。

背景は好みの画像をレイアウトして装飾可能で、準備していない場合はフリー素材のイラストフレームなどを使うこともできます。

表紙や背景用のフォトブックテンプレートはスマホのオンライン編集から使え、スタンプ素材を組み合わせるとオリジナルのものになって効果的です。

フォトブックのビスタプリントのカスタマーサービスや対応は？

ビスタプリントはカスタマーサービスがあり、フリーダイヤルに対応し通話料無料で問い合わせができます。

フォトブックを作るときは知識や経験がなければ不安なことがありますが、カスタマーサポートは電話以外にもメールでも対応しています。

メールの問い合わせはサポート窓口に入力フォームから送信し、納期や編集方法などで分からない場合に相談すると便利です。

返信はすぐにしてもらえることが多く、初心者でも安心して使えるサービスと言えます。

このため、顧客対応やサポート体制が充実しているため、疑問点があればすぐに問い合わせると便利です。

ビスタプリントのフォトブックを使うメリットは？

フォトブックを注文するときは梱包がきちんとされているか気になりますが、ビスタプリントの場合は簡素なダンボールですが簡単に開けやすく衝撃を吸収するよう配慮してくれています。

納期は注文してから6営業日が目安になりますが、実際にはそれよりも早いですが発送完了メールが届かないため注意が必要です。

送料は無料で佐川急便の宅配便で発送され、割引クーポンもありお得になります。

また、ほかのフォトブックのサービスと比べるとデメリットはほとんどなく初心者にも使いやすく、分からない点があれば問い合わせると教えてもらえて安心です。

まとめ

ビスタプリントのサービス終了の理由については、公式には明確な説明がされていません。

しかし、業界関係者からは、ビスタプリントが抱えていた経営上の問題が原因だったのではと言われているようです。

特に、急激な業績悪化や新規顧客の獲得が困難になったことが、サービス終了につながったと考えられます。

ビスタプリントのようなオンラインサービスは、常に競争が激しく、顧客の要望やニーズに合わせた改善や投資が必要です。

しかし、そのような改善がビスタプリントにはできなかったのかもしれません。

ビスタプリントがなくなってしまったのは残念ですが、代わりのサービスでもフォトブックなどは作れますので、今後は以下でご紹介しているようなサービスを利用していくしかありませんね。